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映画『マルセル 靴をはいた小さな貝』を観た
アーティストが、
本作にインスパイアされて
選曲したプレイリストを公開!

参加アーティスト

※順不同・敬称略

Quw

Quw「陽気」 家族と離れ離れになったマルセルの暮らしには挑戦があったり苦しみがあったりしました。そんなマルセルを応援する気持ちで陽気を選曲させていただきました。家族探し中に得た変化を恐れない気持ちやおばあちゃんとの思い出を心にしまってこの後楽しく暮らしていてほしいと思います。

中村佳穂「そのいのち」 明朗でユーモアセンスがある反面時折孤独や後悔に苛まれ、それでも力強く生きていくマルセルの姿を見てこの曲が思い浮かびました。あてのない荒野で苦しみ、かと思えば希望が見えたような、言語化出来ないような感情の起伏も、そのいのちを振り絞っているマルセルだからこそ得られるのだと思います。

Bialystocks Vo.甫木元空

更新される浮き沈みする、なんでもない日々は常に冒険の連続です。喪失はいつも突然やってくるし、幸福はゆっくりじわじわ。
マルセルの一歩は僕たちが見過ごしたり、忘れがちな自分の中の一歩。心の一歩を思い出させてくれる。
そんな事を映画見ながらボンヤリ思い、プレイリスト作ってみました。

ストレイテナー Vo.&Gt.&Key.ホリエアツシ

Electric President "Insomnia" 序盤のマルセルとディーンの柔らかな会話のトーンから真っ先に浮かんだ曲がこちら。オープニングテーマにもハマりそうです。

Kettel "Pinch Of Peer" マルセルが雨の中に佇むシーンにはこの曲を。寂しさを乗り越えようとする姿に胸を打たれる場面でした。

Clairo "Bags" マルセルの健気な姿と成長を描きながら、身勝手な人間模様も映し出されている。この映画のエンディングにぴったりな気がします。

GLASGOW Gt.藤本栄太

まっすぐで、優しくて、それでいてちょっぴりシニカルなマルセルのこと、いち視聴者である僕も気付けば他人事とは思えずに鑑賞しておりました。

ただ素直なだけではないマルセルが踏み出した、小さな小さな一歩目が、どんなに大きな一歩だったか。
変化を恐れては何も変わらないこと。
優しくて温かいだけではない、この映画を通して僕も大きな勇気を貰いました。

自分とマルセルの重なる部分や、物語の進行、マルセルの心境を想いながら選曲させて頂きました。
小さくて大きな愛ある物語と共に、ぜひプレイリストを楽しんでもらえたら幸いです。

GOOD BYE APRIL Vo&Gt&Key.倉品翔

仲間のいなくなった日々を、知恵と工夫で切り拓くマルセルと祖母コニーの生活は、苦境に立って初めて手にする強さと優しさで溢れていました。コニーの負担を気遣うマルセルと、仲間を取り戻すために踏み出す勇気を後押ししたコニー。強さと優しさの先で、何かを得るためにどうしても失うものもあって、歓びもあれば後悔もあって、それを繰り返していく。小さなファンタジーの世界のようで、まんま自分たちの日々のことだなぁと、じんわり胸に響きました。これでよかったのかなと足が竦むとき、また見返したい作品に出会えました。

"Alone" や "Lonely" が曲名にもありますが、作品から感じた寂しさと、それ以上のあたたかさを選曲に込めました。最後には "You've Gotta a Friend"。マルセルの日常に流れているイメージで楽しんでいただけたらと思います。

クジラ夜の街 Vo.宮崎一晴

マルセルと一緒に聴きたいプレイリストを作りました。粋で陽気で、ほんの少し臆病で、なにより、その小さな身体からは考えつかないほど大きな優しさを持ったマルセル。彼は仲間との再会を強く望んでいましたから、まずはその「会いたい」という気持ちを強く歌った"風のもくてきち"を一曲目に選びました。

さてそんなマルセルですが、祖母のコニーが日に日に弱っていることに気づき、今ある幸せや平穏を失うことへの恐怖が強まっていきます。コニーはそんな彼に、勇気を出すよう励まします。コニーはやがて終わりゆく命に対して、もがくことなく、穏やかな眼差しで受け入れようとしていたのです。

優しさゆえ、一歩を踏み出せないマルセルには"LONELINESS BOY"がピッタリでした。そして、移ろいゆく時間や、永遠ではない生涯といったテーマには"式"が合うと思いました。

そしてラストシーンは、やはりマルセルの持ち前の明るさが全面に出ていましたね。歌詞も曲調も、きっとこれしかない!と思って、プレイリストの最後は"君と羊と青"にさせていただきました。皆様も是非、マルセルの人生をのぞいてみてください!

tonari no Hanako

tonari no Hanako / 割れ物 →人を想って揺れ動く心の繊細な機微を、諦めきれない愛情を、ミクロな視点で描いている曲。脆く小さく、少しの衝撃で壊れてしまいそうなものほど、それらを守るために人は強くなるのだと思う。(ame)

藤井風 / 旅路 →人生の中できっと誰もが遭遇する、かけがえない出会い、予期せぬ変化、突然の別れ、苦しいほどの愛しさ、やり場のない孤独…それら全ての過去を強さに変え、受け入れ愛することができると感じさせてくれる曲。(ame)

NakamuraEmi / 新聞 →とてもミクロな視点で、日常に潜む人々の温かな心、その尊さにレンズの焦点が当てられている曲。 この世界は、隅々に息づく小さな優しさでできていることを、この曲は思い出させてくれる。(ame)

しわあわせ / Vaundy →主人公の家族を想う心・強い絆は、例え世界がどんな風に変わろうとも、 この先も永遠に繋がり続けるんだろうと感じ、この曲と重なりました。(ame)

BUMP OF CHICKEN / ダイヤモンド マルセルの頑固なところと折れない心がまさにこの曲のイメージにピッタリでした。 ダイヤモンドより硬いマルセルの貝殻だなと。(sobue)

tonari no Hanako / 旅立ち 突然家族と離れ離れになる絶望の中、前向きに生きていく姿がこの曲とリンクする部分がありました。(sobue)

OverTone Vo.アマノ

とても可愛らしい主人公で、ずっとハッピーで楽しい感じの雰囲気が続くのかなと思っていると、現代社会の便利であり恐ろしい部分等も描かれていたので、のめり込んで見てしまいました。

そんな中で僕のプレイリストとして4曲を厳選させて頂きました。

この映画を観て感じたのは、家族の愛情と、いい事や思い通りにいく事ばかりでは無い世の中で、しっかり前向きに生きていく強さ、でした。

特にMrs.GREENAPPLEさんの「僕のこと」は、とてもマッチしているなと思っていて、思い通りにいかない日々でも、前向きに生きて、もがく事で道を切り拓く事の素晴らしさが感じられました。

離れ離れになってしまった家族と再会する為に、辛い事も乗り越えて行動に移す勇気と、それを助けて背中を押してくれる周りの存在、見ていてとても心温まる映画でした。

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